消防士の一日

消防士

はじめに

こんにちは、はじめましてTOMです。

消防士になる前に消防士がどんな1日を過ごしているのかをあらかじめ知っておきたいですよね。消防士になった場合、初めは24時間勤務の現場で活動する消防士(交代制勤務者)になります。

今回の記事では現場の消防士が24時間勤務をどんな流れで過ごしているのかを紹介していきます。

※交代制勤務者の説明については、今後解説の記事を書きたいと思います。

消防士の1日

それでは交代制勤務者がどんな1日を過ごしているのかを見ていきましょう!

※各自治体の消防署によって誤差があります。

スケジュール内容

・7時40分頃 出勤・引き継ぎ

 勤務開始は8時35分ですが、早めに出勤をして前日に勤務していた消防士から前日の勤務内容を確認します(引き継ぎ)。自分の担当する係があるので、各自必要なことを確認しておきます。その後、勤務交替までの間に自分の装備品などを車に積んですぐ出動に対応できるように準備をします。

・8時35分 勤務交替

 前日に勤務していた消防士から引き継ぎを受けて、1日24時間勤務がこれから始まります。ここから24時間は災害出動の要請があれば食事中であろうが、仮眠中であろうが、準備してすぐに出動をします。

・8時35分~9時30分 申し送り・点検

 勤務交替後、一日の業務内容の確認、自分の担当の係の引き継いだ内容を全員に周知させるため、全体で申し送りを行います。その後、消防車の点検、たくさんある資機材の点検などを行います。

・9時30分~12時15分 午前の業務(訓練・事務)

 資機材の点検が終わったなら、あらゆる災害に対応できるようになる訓練、報告書の作成や文書の処理などを行います。消防士は以外にも事務仕事がたくさんあると思っていたほうがいいです。

・12時15分~13時00分 休憩(昼食)

 休憩時間になります。食事は全員分を作ったり、お弁当を頼んだり、自分でお弁当を持ってくる人もいれば人それぞれといった感じでした。いつ出動がかかるのか分かりませんので、外に出てランチを食べに行ったりすることはできません。

・13時00~17時15分 午後の業務(訓練・事務)

 午後の業務です。訓練をする場合は午前の訓練よりもハードなことが多いです。他には小学生などへの消防署見学の対応や市民への消防訓練などを行っており、さまざまな仕事をこなします。

・17時15分~18時00分 休憩(夕食)

 休憩時間です。

・18時00分~22時00分 事務・シャワー

 日中にできなかった事務処理を行い、シャワーを浴びます。自主的に筋トレやロープの結索訓練などを行う人もいます。

・23時00分~6時00分 仮眠時間

 23時からは仮眠時間になります。仮眠とはいうものの出動の要請を受ければ飛び起きて出動をします。頭のどこかで出動がかかるかもしれないと思っているためあまり休めた気がしません。

・6時00分~8時35分 起床、朝の業務(掃除、車両点検、引き継ぎ)

 起床の時間ですが、寝てはいますが仮眠中という意識もあったり、勤務の疲れもあったりでめちゃくちゃ眠くて、帰ったら絶対寝てやると思って起きてました。起床後は勤務終了までの間、車両の点検、1日勤務して出たゴミを集めたり、トイレの清掃、引き継ぎなどを行います。

・8時35分 勤務終了・帰宅

 勤務交替が終われば勤務終了です。1日24時間勤務を終えたので、ここから2日間が休みになります。いつも「さて、今日は何をしようかな~」と楽しみな時間です。

さいごに

どうでしたか?

消防士は一般のサラリーマンの人達の働き方とは大きく違いますよね。

1日を職場の同僚と過ごすことになる特殊な職場環境でもありますので、最初の頃はまず環境に慣れることが何よりも大事だと思います。

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